ミッケル博物館 

1997年に開館したミッケル博物館は、エストニアにおいて個人の収集家による寄贈された海外芸術品を含むコレクションに基づいている唯一の博物館である。ヨハネス・ミッケル (1907–2006)の16~20世紀の西ヨーロッパ、ロシア、中国及びエストニアの美術品は、第2次世界大戦後ソ連のエストニアで収集され、当時のソ連の厳しいイデオロギーの状態でも古いヨーロッパの価値観を強く表現する。ミッケルの収集物である絵、グラフィック、彫刻、特に陶磁器は、カドリオルグ美術館のコレクションの大切な一部となっている。ミッケル博物館の特別展プログラムは、様々な個人コレクション及び芸術品の収集することを広くテーマに上げ、それを解説している。特に面白いのは、普段は見ることができないエストニアの国民が持っている芸術品の宝物を紹介し、コレクションの意味・収集家の個人的な価値観や収集意図を知ることができる点である。